どこまで任せてもらえるのか?
その答えは、想像のはるか上だった。
入社初日から裁量を任され、経営に近い領域にも手を伸ばす。
“やらされるマーケティング”ではなく、“創っていくマーケティング”を。
未経験からでも、成長と挑戦を続けるYさんの今。
── まずは、前職でどんな仕事をされていたか教えてください。
前職ではWEB広告の代理店で営業をしていて、常時20〜30社を担当していました。
企業の広告運用をサポートする立場だったんですが、一社にかけられる時間や熱量には限界がありました。
営業という立場上、常に「いかに数字を持ってくるか」が最優先で、広告の成果も“数値”という結果がすべてでした。
5年間そういった働き方をしてきた中で、
「もっと1社に深く関わる仕事がしたい」「短期成果だけじゃないマーケティングに関わりたい」
と感じるようになったんです。
──そういった違和感が転職を考えるきっかけになったのでしょうか?
そうですね。
もう少し上流から、たとえば企業のブランド戦略やミッション設計にまで踏み込んでマーケティングをやってみたいと思うようになりました。
代理店だと、マーケティングファネルの下流、いわゆる獲得系の施策ばかりに携わっていたので、
“なぜこの商品を売るのか”とか“企業が社会に伝えたいメッセージって何か”といった、
本質的なところに触れたいと思ったんです。

── 転職活動では、最初から事業会社に絞っていたんですか?
はい、完全に事業会社狙いでした。
自分の手でプロダクトやサービスの価値を世の中に届けていく仕事がしたかったので。
ただ正直、事業会社で裁量のあるマーケティング職って限られているんですよね。
そんな中でSDPに出会ったのは、かなり運が良かったと思います。
── SDPを知った時の印象はどうでしたか?
いろいろな企業をみてきたなかで、SDPは「少数精鋭でマーケティングをしている」というのが印象的でした。
面接の段階から「デジタル領域はぜひお任せしたい」と言ってもらえて、かなり裁量がありそうだなと。
自分で考えて、自分の責任で動ける環境は、成長につながるだろうと感じました。
もうひとつ大きかったのは「人」です。面談の場でお話する中で、この人たちと働きたいと思えたんです。
人柄もそうですが、仕事への想いとか、会社の課題感をちゃんと共有してくれて。
それが印象的でしたね。
── 大企業からベンチャーに行く不安はなかったですか?
正直、そこまで不安はなかったです。自分の性格的に楽観的なところもあって(笑)。
「やってみれば何とかなるだろう」って思って飛び込みました。
むしろ、これだけ裁量を持たせてもらえるチャンスって大手にはないと思うんです。
ベンチャーだからこそ挑戦できるし、失敗も含めて学べる。なので、挑戦できる場所を選びました。
── 実際に入社してみて、印象は変わりましたか?
いい意味で「想像通り」でした。
入社後すぐに、デジタルまわりの施策はかなり任せてもらえて、裁量の大きさを実感しました。
それともう一つ驚いたのは、チームの一体感ですね。
前職は割と個人で数字を追うスタイルだったので、部署をまたいで連携して目標を達成していくスタイルはすごく新鮮で。
「チームで成果を出す」という当たり前が、ここにはちゃんとあるなって思いました。

── 難しかったことはありますか?
医療業界が未経験だったので、最初はそこに慣れるのが大変でした。
疾患名や治療内容など、日常では使わない専門用語ばかり。
情報の信頼性も問われる業界なので、一つひとつ勉強しながら進めていく必要があって、最初の数ヶ月は正直苦労しました。
チームメンバーや医療従事者に確認したり、我々が企画する医師登壇の医療セミナーなどで知識を深めていきました。
最初は難しさを感じていた部分も、今では自分の力として活かせるようになり、
患者さんへのアプローチやマーケティング施策にも活かしています。
── 業務で意識していることはありますか?
まず、常に情報のアップデートには気をつけています。
医療もWEBも変化が早いので、最新の情報にアンテナを張ることは意識しています。
あとは、マーケティングって「答えが一つじゃない」仕事だと思っていて。
だからこそ、「これは何のためにやっているのか」「ゴールはどこか」っていうのを常に自問自答するようにしています。
── 悩んだ時の相談の仕方にも工夫があると伺いました。
そうですね、相談する時は“0ベース”ではしないようにしています。
「こういう仮説があるんですがどう思いますか?」と、自分の意見を添えて話す。
そうすると会話が深まるし、上司の意見を自分に取り入れやすいんですよね。
── 最近チャレンジしていることは?
今、会社全体のブランディングを再構築するプロジェクトに挑戦しています。
社長やCFOにプレゼンする機会もあって、経営層からのフィードバックをもとに施策を設計しています。
前職では絶対に経験できなかったような「上流の設計」に関われていて、
自分の成長につながっていると実感しています。
── SDPで働く“やりがい”って、どんなところにありますか?
2つあります。
まず、ターゲットとなる“患者さん”の声が直接聞けること。
セミナーで会ったり、Googleの口コミを見たりして、
「人生が変わりました」「この病院に出会えてよかった」という声が届くと、感動しかないです。
もう一つは、チャレンジできる環境が整っていることです。
入社前からやりたかったブランディングプロジェクトを任せてもらったり、
YouTubeの運用や新しいツールの導入など、「こうしたい」と言えば基本的にチャレンジさせてもらえます。
そうした挑戦が成果につながったときは、心からやってよかったと感じます。
── 最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?

挑戦が好きな人。変化を楽しめる人。そして、チームで動ける人ですね。
マーケティングのチームって、意見が言いやすくて、でも皆すごく素直。役職に関係なくフラットに話せる空気があります。
「これは違うと思う」っていう声もちゃんと受け止めてもらえるし、助けが必要な時には自然と手が伸びる。
そういう環境の中で、一緒に切磋琢磨できる人と働けたら嬉しいです。